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生ける世界文化遺産と言ってもいいでしょう。
見てきました、Steve Gadd
彼のドラムスタイルを吸収した日本人ドラマーは、
たくさん見てきたけれど、やはりご本尊はちがいます。
Max Gaz(=Movin')が!Gadd Samba(=恋の落とし穴)が!
「てん、ところてん、ところてん」が!
どこを切ってもガッドのシグネイチャーリズムです。
それを生で見ました。後光が差しているように思ったのは、
スポットライトのせいだけではないでしょう。
そういえば、遠くで角松の曲が流れていたような気が(爆)。
開始30分は角松も今剛も目に入りませんでした。まじで。
一部だけ叩くのかと思っていたら、全曲叩きましたよ。
全曲、江口信夫とツインドラムです。重厚なリズムでした。
この日の最初のハイライトは中野2日目限定企画「Moonlight Tokyo Bay」
80年代後期のアルバムの曲でツアーのラインナップに入ったのはたったの1回というレアな曲。
角松が初めてガッドと組んだ曲で、ご本人曰く、「舞い上がってしまった」ために不本意な録音だった曲。
録音後17年目にしてリベンジを目論んだわけです。
録音時には違和感というか中途半端な感じがあったんですが、
初めて角松が「何をしたかったか」が分かった気がしました。
そしてアルバムでジェイ・グレイドンが弾いていたソロを、
(→http://blogs.yahoo.co.jp/u1_kamekame/42517716.html)
今剛が完コピです。細かいニュアンスまで再現しましたよ。
惜しむらくは、オリジナルのベーシストもきっとリベンジに参加したかったはず。
さすが歴戦のガッドは、おそらく初めて聞いたであろう角松の曲を、
自分色に染めながら難なくこなしていきます。
が、やってしまいました「浜辺の歌」!!
原曲もガッドのドラムなんですが、
最後に短いドラムソロがありますが、尺を間違えました(笑)
一人で2拍早く終わりました。ステージ上で落ち込んでました(爆)。
角松がアコギでつっこみを入れて、ガッド照れる照れる。
ある意味微笑ましい光景でした。
最終アンコール曲「黙想」が終わったのが22:40
客出しのお兄さん方が殺気立つ中、
怒濤のアンコールの拍手が続きました。久しぶりです。
明日の最終日参戦する方、楽しんできてくださいね。
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