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私も中野初日公演行って来ました。
デビュー当時から角松のFUNでコンサート会場にも数え切れないくらい足を運んでいますが、ドラムしか見なかったは初めてです。
前の公演に参加してましたのでSET LISTもほぼ暗記してたのもありますが。
本当のこというと私も中野公演は入念なリハーサルのうえガッドをフューチャーした違う内容のステージでと期待していたのですが、スケージュル的に譜面とかアイコンタクトは仕方が無いでしょうね。
それでも照明は「ガッド」中心だし、PAのDr.の音も「ガッド」の方が大きかったような(自分がガッドのプレイに目が点になっていたからかもしれませんが)気がし十分堪能できました。スカイハイの最後のソロ、浜辺のソロ、Movin’のイントロ等しびれました。
クラプトンと演り始めてからのガッドは、あまりにもシンプルを極めすぎていて、ガッドは凄いって言ってもピンと来ない人も多いと思いますが・・・。
80年代に初めて聴いたガッドのプレイは、やっぱり衝撃的でした。
正確でタイトなリズムと、独特のチューニング、今までに聴いたことがないフレーズ。 黒いスティックも当時は新鮮でした。
ガッドのコピーに命をかけていたドラマーは、プロアマ問わず沢山いましたし
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ライブの本番中に右手で叩き続けながら、左手でイヤモニのツマミを調整していましたが、レコーディング本番中でも、叩きながらヘッドホンの左側を付け外したり、叩きながらヘッドホン用ミキサーのツマミを何度も調整しなおしてるそうです。どうしてそんなことをするのか、出来るのか。たぶん、ガッドが多忙で、いろんなスタジオを駆け巡り1日に何本ものレコーディングをやってた頃、本番前にヘッドホン・ミックスのバランスを確認したり、直している暇すらも無くそれを繰り返しているうちに、いつしかガッドにとっては「ヘッドホン・ミックスのバランスは本番を録りながら直す」のが「普通」になっちゃったんじゃないですかね。
まさしく、誰よりも修羅場をくぐり抜けて来た、底知れない実力を持ったドラマー、それが、スティーブ・ガッドという人なんだと思います。
なんだかだ言って、やっぱりスティーブ・ガッド、凄かったです。
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