|
新しいアルバム、アマゾンに注文してここフランスで聞きました。
いろいろと議論があるようですが、これまでの角松氏の自らの蓄積というか貯金をかなりつぎ込んでやれるだけやった結果が手に取るようにわかる作品だと思います。
これまでの角松敏生というキャリア(作品やパーフォーマンス)をまったく知らないゼロの状態で聞いた場合、すごいという感想を持つ人が多いのではないでしょうか。
こちらの人間に聞かせて見たところ、結構関心と驚きがあったようです。
ここで一点残念なことがあります。それは、このアルバムがなぜレコードという形で出されないかです。彼のサウンドはレコードになって初めて圧倒的な威力を発揮するのではないでしょうか。彼自身あまりお気に入りではない「Weekend Fly To The Sun」ですら、レコードから発せられるそのサウンドは今聴いてもしっかりとファンクしています。
かのBeatlesのホワイトアルバムやオフコースの2枚組だってレコードならではの音であり、今CDで聴いてもあまり音の厚みというか迫力を感じづらいように思います。
レコードなら、取り出しの際にディスクが割れることもないし(笑)。
タワーやHMVのレコードコーナーに飾られるのにふさわしい作品だと思いませんか。
|
|