| |
市川、行ってまいりました。
2006.11以来の角松さんライブです。
ＴＤＫさんの建物をみて、そうだ、ここからTDK Prezents になったんだと思いながら会場に入りました。
結局、前回の市川を思い出しながら、ＤＶＤと比べながらのライブ鑑賞となりました。
ステージは倫明さんがいない分、大儀見さんが江口さんのとなりにきて、右奥のスペースが何となく寂しい。
・ＵＧＡＭ
オープニング。ワ〜イ、同じだ〜。
当たり前ですね。
・Movin'
・恋の落とし穴
・You made it
で、違ったのは、江口さんのドラムが始まるや、みんな立ちだして手拍子。
いえね、実は前回の市川では皆さん座ってましたので。
２度目のツアーですし、終盤ですし。場所柄、リピーターも多そうですし。
もう観客のスタイルも確立してますね。
ゆえに、ほとんど曲紹介も無く、メンバー紹介もメンバーの解説も無く、名前だけで。
まあ、ここに来てる人はみんな知ってるだろうと、そんなとこですかね。
しかし今回の場合、私は左端の方だったんですが、たまたま右前方は背の高い男の方。
今さん、小林さん、森さん、角松さんの４人しか見えません。
コーラスのお二人の様子は、バックの窓の横に映るシルエットで。
さながら、踊るダイダラ坊（民話に出てくる大男、富士山に腰掛け、太平洋で顔を洗うという）。
友成さんや、江口さんは全くと言っていいほど見ることができませんでした(TT)
・still know nothing at all
・アイシテル
・かなし花
まあ、この辺はゆったりと座ったままで。
前回は二階真ん中に座る私に向かって「愛してる」と言ってくれたっけ。(←大馬鹿）
沖縄主婦連(沖婦連）凡子さん、千秋さんが前に出てきます。
角松さんに「千葉県の人になにか･･･」と聞かれ
凡子さん、「ディズニーランドにみんなで行きたい！」
「ここ浦安じゃないから！」
いや、かなり近いと思いますけど？
しかし、今さんとかが行ったりしたら、かなり目立ちそうですよね？
で、千秋さんはといえば、１０周年ということで、沖縄で記念コンサートがあるそうです。
「１１月２２日。良い夫婦の日です。よろしくお願いします」
「なんか、選挙演説みたいだよね」と角松さん。
・Always be with you（千秋凡子バージョン）
前回よりもお二人の声が心に響いてきます。
もう完全に角松さんの曲を歌う千秋さん・凡子さんではなく、完全に二人のオリジナルになってます。
・Smile
角松さんの声がいつもより大きい？
角松さん、イヤモニターの卓に手がいきます。ＰＡさんの手も、ＳＷに。
角松さんのお友達のお子さん、インターナショナルスクールに通う小学二年生。
「千秋は歌うときsmileなのに、Youは･･･」
角松さん、眉間にしわ寄せて、その子のまねする角松顔をします。
「難しいんだよ！しょうがないだろ。業が違うんだよ！業が！」
笑った顔の方が可愛いのにね。
・LIVE
・これからもずっと
Ballad Collectionからの選曲ですね。このへんが前回と違うとこ。
Ballad Collection のいきさつを。ま、これもTFMなどでおなじみのことを。
その間に、今さんはステージ上段に上がっていきます。
そう、ペダルスティールギターが置いてあるんですね。
「両手両足で、機を織ってるみたい」
なんでも曲を選ぶ楽器だそうで。
・We're together
私にとっては、初。やっと聴けました。
・What is woman
maociaのお二人がだけが残って、Ballad Collectionバージョンで。
力強くソウルフルに歌い上げるこの曲は、やはりライブで聴くと格別の思いがあります。
暗転。いったんはけて、雷鳴の中再び皆さん登場。
いつも通り、ですね。
・SOBAE
・リカー！
森さんの音に誘われて、良い感じでステージ前方に歩き出す角松さんでしたが、あわててマイクに戻ります。
歌い出しの「ヘーイ」、忘れてました？
角松ブートキャンプのお時間です。
「千秋は角松ブートキャンプで１．５キロやせたそうです」
ビックリした千秋さん、凡子さんの方を向いて怒っています。
事実、のようですね。
・My sugar
角松さんも一緒にブートキャンプ。そして「オッパピー」
そして、うわさの今日の四文字熟語は「母性本能」
・mannequin
なぜかバックの音が大きく、角松さんの声が余りよく聞こえません。
ＰＡさん、必死に修正。
・浜辺の歌
・Prayer
お客さんもおててフリフリのこの２曲。
肩こりに良いかしら？
Prayerの前にギターをタンタンタン♪と鳴らす角松さん。
お客さんがそれに合わせて手拍子。あ、これが噂のパルマね？
言ってよ、角松さん。私初めてなんだから。
パルマに窓ふき。いやはや、Prayerは忙しい曲になりました。
さて、アンコール。
ここでのメンバー紹介の時だったか、江口さんの時。
「密かにエロリンと呼んでます」
エロリンですか？
そして江口さんに向かって「We call you ERORIN!」
お客さんをあおって「せーの！」
「エロリーン！！」っっって言うか？みんな？
「はい、ＤＶＤ見た人だけ分かるネタでした」
・スカイハイ
今回の私の紙飛行機はかなり迷走。ステージは届きませんでした。
だって、後ろに飛んでいくんだもん。なぜ@.@
・月のように星のように
これはBallad Collectionバージョンではなくフル演奏でした。
・崩壊の前日
こちらはBallad Collectionバージョンで。
力強く大地を踏みしめながら前を向いて歩いていく、そんなアレンジに生まれ変わりましたね。
風、吹いてました。
さて、モアアンコール。
MCでもうこんな大がかりなツアーはしばらくできないとおっしゃってたんですが、
「ツアーやらないって言ったら、みんな元取らなきゃって思うわな。それが人情ってモンだ」
いや、やるのみんな知ってるし。
本編では「ＭＣはあまりやらない、聴いてもらうのは歌」そういってたんですが、そのしわ寄せで「しゃべりたくって」という角松さん。
ネット配信が広がる中、角松さんのようなアーティストは「希少生物」化してきてると自虐ネタ。
「ウケスギ！」
あなたがフルからです。
翌日に「みゅーじん」の放送があります、という事で、会場は大拍手。
「ＴＶに出るってだけでこんなに喜んでもらえるのって、アーティストとしてどうなの？」
だってＴＶ出ないですものね。
希少生物は存在確認が難しいモノなんです。
「みゅーじん」では、放送前に出演者にその内容を見せたりしないそうですが、今回は、角松さんが映像に関わっているのを知って、放送前の映像を見せてくれたそうです。
その感想は、「老けたなぁ」
会場を指さしながら、
「今日もこっちとこっちにきてますが、７、８年前に子供を連れてのコンサートは、って、ホームページで揉めたことあるんですけど、」
ＫＷＳの事ですかね。なんか、記憶にあります。
「おとなしく聴いていられれば良いんじゃないと書き込んだんですが、最近赤ん坊の声聞かないと思ったら、大きくなったんだよね」
確かに。いや、あと数年で第３世代の産声が聞けますって。
・黙想
しっとりと聴かせてくれます。
「本日のコンサートは『すべて』終了いたしました」
アナウンスが流れても観客は帰りません。
ほとんどの人が残ったままアンコールの手拍子。
関東ではＰＰ最後です。一縷の望みをもって。
和光でのEXTRAがあるとはいえ、今度いつ会えるのか予定のない人達ばかり。
もっと角松敏生を見ていたい。
これは人情ではなく、愛情です。いいえファンのエゴかもしれませんが。
困った顔のスタッフ。何度も手に持ったスピーカーで「終了しました」を繰り返します。
最前列の人も目の前でスタッフが「終了しました」と言っていても引きません。
ステージの上の片付けが始まっても、紙飛行機お掃除隊(?)の人が来ても、手拍子は鳴りやみません。
スタッフが一人一人を説得して、ようやく少しずつ帰って行きます。
おそらく１０分近い時間が流れていたかも知れません。
角松さんの目にはどう映ったのでしょうか。
私もその中にいました。
スタッフさん、わがままなファンでごめんなさい。
「希少生物を共白髪になるまで見守っててください」
ＭＣでそんなことを言ってた角松さん。
共白髪と言わず、角松さんが波平さんになっても見守っていますよ。
そう、本日のお題は「母性本能」ですから。
|
|
