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こちらに書き込みいたしますのは二回目です。
いつも楽しく皆さんの感想や意見を拝見していました。
市川のライブを二階席で楽しんだ一人です。
私は角松さんのデビュー当初からのファンで、今回も楽しみに参加しました。
ライブの内容は皆さんが書き込みされている通り、特級品のライブでしたね。
常に完成度の高いものを目指して、新しい音を提供し続けてもらっています。
期待を必ずいい意味で裏切られる音を常に与え続けてもらっています。
新しいものは80年代に出尽くしたと言われながらも、何か新しい音、新しい発想を提供しようと角松さんは精魂込めて音楽と向き合っておられると思います。
Tripod の発想などは、まだこんなアイディアがあったのかと、ただただ敬服するばかりです。
世界的に見ても、このようなスタイルのミュジシャンは、そうそういないのではないかと思います。
この25年間、私にとっては音楽の先生のような人でもあります。
能書きはこのくらいにして、今日あえて書き込みをしようと思ったのは、市川のライブが私にとってはかなりショックだったからです。
二階席と申しましたが、二階席の後ろのほうには空席がありました。
地方ではなかなかライブも難しいことは承知していました。これは角松さんに限ったことではないはずです。角松さんのライブに参加するのは、東京でのライブがほとんどでしたから、市川の状況はかなりショックでした。
そんな状況でも角松さんは、全国をまんべんなく常に回られます。
とてもこだわってのことだと思います。
ずーっとそれを実践されていますが、実を結んでいないのが現状のようです。
市川ですら、こんな状況ですから。
一生懸命に音楽のすばらしさを継承しようとされているのだと思いますが、リスナーには伝わらないのですね。
悲しくもあり、腹立たしさにも似た感情がわき起こりました。
「今日は二階席にも人がいるぞ」とバンドのメンバーに冗談めいて声をかけておられたのが、少々悲しくもありました。
角松さんが一番不思議に思われているのかも知れませんが、私も不思議でなりません。
伝えることの難しさみたいなものを痛感もしました。
世代的、年齢的な問題もファンサイドにはあるのかも知れませんね。
最近、こちらのサイトも少し元気がないように思います。
何が原因なんでしょうか・・・
いいものは絶対に売れるという時代は確かにあったと思います。
しかし、今は「いいものでなくても売れる」時代なのかも知れません。
なにをとっても難しい時代なのかも知れません。
ただ、そう考えても釈然としないものが残ります。
とにかく不思議でなりません。
このままでは角松さんが言われる通り、だんだんこんなすばらしいライブが聞けなくなってしまうかも知れません。
私はあくまでも1人のファンとして、これからも角松さんが更に驚く音楽を提供してくれることを期待して書いてる次第です。
それを維持するのは、ファンサイドにもかかっていることではないかと感じています。
達郎さんのライブパンフレットに角松さんがメッセージを書いておられたのを思い出しました。
これからも元気でいい音楽を聞かせてほしい旨を語っておられたと思います。
私も常々好きなミュージシャンには、どうか元気で次のアルバムも聞かせてくださいと思うものです。角松さんはそんなミュージシャンの1人です。
角松さん、まだめげないでください。
Fan's prayer ってところでしょうか。
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